道具&その他編
スレッドコーティング 世界一有名でかつ信頼のおけるFLEX COAT社のコーティング剤。
その他の米国あるいは日本の商品をいろいろ試しましたがどれもよい結果を得ることができませんでした。

一般のロッドはFlex CoatのHi-Buld(通常のもの)、渓流やバスのトップのような柔らかいロッドにはライト(L)が適しています。
Hi-Build  F2S(2oz) 1700円   F4(4oz) 2100円 F8(8oz) 3100円
Light  F2SL(2oz) 1800円  F4L(4oz) 2300円  F8L(8oz) 3300円

ロッドドライヤー ロッドドライイングモーター。すなわちスレッドコーティングを乾燥させる装置。スレッドコーティングの乾燥には通常24時間かかり、その間液がたれないようにと、均一になるようにロッドを回しておく。スレッドコーティング剤とは切っても切れない関係にある。

当店ではこのセットになったものと、自作したい方にモーター単体、また、チャック単体でも販売しています。
マタギスレッドコートドライヤースタンダードモーター付き(写真)が4700円 これのパワーモーター付き5700円もあります。  
マタギ特選スレッドコートビギナーズセット
はいろいろついてお買い得。 パワーモーターだけ2500円  Mチャック¥2000(多少写真と仕様が異なる場合があります)

アルコールランプ これはスレッドコーティング剤を塗る際の泡消しの役目と、ガイドの裏側まで浸透させるために使います。ライターではすすが付き易くあまりおすすめできません。ドライヤーでは風で熱を送るので、思ったように泡が消えてくれない。アルコールランプはロッドをきれいに仕上げる必需品といっても過言ではありません。
アルコールランプ 1000円
アルコールは薬局にて”燃料用アルコール”とお求めください。

メジャーカップ コーティング剤は2液性で、分量を間違うと固まってくれないというトラブルが発生します。そのためにこれは重宝します。
このメジャーカップはFlex Coat 社のコーティング剤にあわせてあります。このカップの下から(0から)5までに硬化剤を入れ、次に5から10までに主剤を入れるとぴったりの分量になります。 というのは、ほんの適量、主剤が多く混ざる分量になっており、この”ほんの適量”が成功の秘訣でもあります。
8個入り400円

どうしてもこの手のものは性格上使い捨てになるので、安くて良質のものを選びたい。 当店のものはコーティング専用の筆でしかも安価。安心してコーティングできます。
10本入り600円。

カッター 細かい作業には良く切れる信頼できるカッターを使いたい。なんでもいいが、 当店ではデザインナイフと呼ばれるものをおすすめします。
600円

エポキシボンド コルクの接着、コルクやEVAとロッドの接着、リールシートやバットエンドとロッドの接着などに欠かせない。ただしヘビーな釣りにはFlex Coat社の2液性エポキシグルーをおすすめします。
エポキシボンド(2液性)900円  Flex Coat エポキシグルー(2液性) 1900円

ホットグルー 富士工業のホットグルーはトップガイドを取りつけるときに使います。 トップガイドに異常をきたし交換を余儀なくされたときライターなどであぶればトップガイドは簡単に取れます。
250円

たこ糸 グリップやリールシートをロッドブランクに装着する際、隙間を埋めるのに使うことが一番多いのがたこ糸です。4段階の太さがあり、隙間がきっちり埋まるように巻き、瞬間接着剤で固めて、2液ボンドを塗り、接着します。

たこ糸なんかで、と言うなかれ。瞬間接着剤で固めることによって、かなり感度があがることが実証されており、ばかにできない。
200円

コルクアーバー これもリールシートと竿のブランクとの隙間を埋める材料です。感度と軽量を考えて作ってあります。外径は下記のリールシート用があります。
内径は8mmで統一です。長さも10cmで統一しております。
アーバー12(\350) SBS-16, FK1DPS-D16, FK2DPS-D16 用
アーバー15(\350) TBS-16, IPS-D16, IPS-D16FP, DPS-D16, DNPS-D16, DTPS-D16 用
アーバー17(\350) TCS-D17, TCS-D17FP 用 

カーボンアーバー これもリールシートと竿のブランクとの隙間を埋める材料です。軽さと感度はコルクに負けません。外径は下記のリールシート用があります。長さは25mmです。
CA−16(\120) IPS, ECS(前部のみ), DNPS-16, DTPS-16 用 内径約5mm
CA−17(\120) TCS-17, DPS-17 用 内径約7mm

メッシュ柄
カーボンパイプ
これもリールシート、また、グリップと竿のブランクとの隙間を埋める材料です。しかも感度、軽量をつきつめ強度はしっかりあり、しかも見栄えがよい、と一石何鳥にもなります。グリップの端からわざとこれを見せて、お使いいただくのもよいかと思います。

長さ50cm。バスロッド用。(ソルトウオーター用ではありません。)
Mesh−101(\2200、内径13mm) TBS-16, IPS-D16, IPS-D16FP 用
Mesh−102(\2200、内径15mm) TCS-D17, TCS-D17FP 用
 

メッシュ柄
カーボンパイプ用
コルクアーバー
メッシュ柄カーボンパイプを御使用いただいた際の最終的なブランクとの隙間を埋めるものです。メッシュ柄カーボンパイプとの相性は抜群! 感度、軽量、見栄えと3拍子そろいます。
Mesh−101用 350円
Mesh−102用 350円 

瞬間接着剤 隙間を埋めるために巻いたたこ糸を固める役目をする。1段巻いてその上にまたたこ糸を巻き始める前に1段目の糸に多めに塗って固める。その他ガイドの足の裏につけて仮止めに使う場合もある。
900円

棒やすり コルクやEVAの内径を大きくするときに使います。
実際は、EVAの内径をあけようと思うと、かなり重労働であることは否めない。ですから、EVAは穴を大きくするより、大きめのサイズのEVAを買う方が賢明です。
1060円

ハンドロッドラッパー ロッドのスレッド巻きに。たしかにあれば重宝するが、どうしてもなくてはいけないものでもない。手でも巻ける。ただし、バットの飾り巻きなどはこれがなくてはやりにくい。 
13000円

U40 ウレタン系のスレッドのコーティング剤。これでやればロッドメーカーなどはいりませんが、分厚いコーティングにならないので、見た目がよくないのと、柔軟性、強度に問題が残ります。バスの20cm級とたわむれる分には問題ありません。マタギオリジナルのルアー用ウレタンクリアーコートでも代用可能です。
U40  800円  ウレタンクリアーコート2200円


自分で作るとき安く上げようとすれば、だいたい道具類でほんの数千円みてもらえればOKだ。本格的にロッドメーカーも買っていろいろ買っても1万円前後でおさまる。これさえもっていればいざ修理のとき、改造のとき、また2本目以降を作るとき結局安くつく。この世の中、自分がもっているものを大切に使い、こわれれば自分で修理し、気に入るように自分で改造し、することが結局節約になることも付け加えたい。


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