例えばガイドがひとつ破損したといったケース、破損したガイドの取り外しと新しいガイドの取り付けをきっちりとした作業でさせていただきます。またガイドの破損までなくても、スレッドやそのコーティングが劣化したものを一旦すべて取り外し、巻きなおすといった工作も大歓迎。そこで違った色のスレッドを選択することで見違える姿が実現します。先ずは臆せずご相談を。
市販品のロッドの場合、その修理は購入店を通じてメーカーに送られることがほとんど。保証書の範囲内でできる修理なら、それに越したことはないでしょう。ただ、期間がそれを越えてしまっていたり、そもそも保証など無いロッド、或いは極めて軽微なガイドの破損などケースは様々です。そのロッドに対する思い入れは人それぞれで、当店ではそこを軽くは扱いません。ご希望の修理が物理的に出来るか?or出来ないか?だけが問題で「いっそ新品を」という選択肢は二の次、三の次。まずはお気軽にご相談ください。
ジャンルを問わずトップガイドのすぐ下あたりから、1番ガイド(TOPの次:写真)の間までの断損は多いトラブルです。お客様のご要望やご予算次第で①ピッチは短くなるが、そのままの位置にトップを差し込む②1番を外してTOPに差し替える③残ってるブランク全体のバランスを考えて、ガイドの位置を組み直す・・・などの処置があります。
修理の中でガイド1個の交換が圧倒的に多いご依頼です。同タイプのガイドに付け替えるわけですが、同系色のスレッドを選んでも、そこだけがきれいで「悪目立ち」することもあります。実釣には全く影響のないものの、しっくりこないというお客様には、破損箇所以外のものも含めて、一旦全部のガイドを外して、新たな色で巻き直すというパターンも。スレッドの色が変わるだけで凄いリフォーム感が得られます。